前回からの天然木ウッドデッキ施工の続きです。

前回の図面のとおりに土台となる基礎を施工していきます。
まずは束石の設置。
ウッドデッキの場合、この束石を据えるのにコンクリートやモルタルで
固定しない場合も多いのですが、当店では基本的に要所は固定します。
また今回のようなハードウッド仕様の場合はすべてモルタルで据えていきます。

床下に敷き均す砂利もこの時点で施工しておきます。

K邸ウッドデッキ 基礎配置

束石に柱と根太、根絡みを組み付けて土台部分が出来上がりました。
何でも土台が大事。 このあたりの作業は何度も確認して慎重に施工していきます。

K邸ウッドデッキ 土台根太 (2)  K邸ウッドデッキ 土台根太 (1)


今回このハードウッドデッキの材料として選んだのは‘アマゾンウリン’という材木ですが
やや高価なため、すべてをアマゾンウリンで作成するのではなく、目立たない土台部分は
‘セランカンバツー(セランカンバツ)’材を使用しました。
このセランカンバツー材ももちろんハードウッドで、耐久性は十分。
アマゾンウリンよりは少しだけ安価なため少しでもコストダウンのためにと
今回の選別となりました。

とはいっても、さすがにハードウッド。
とても密度が高く、頑丈です。


K邸ウッドデッキ バツー材断面


予算に合わせてハードウッドの種類を選べるのも天然木ウッドデッキ施工の魅力です。

この後は仕上げの床材を張っていく作業となります。

出来上がりが楽しみですね。