雑木 : 造園・お庭のことなら大津市の北村庭園にお任せ下さい

このところは毎年管理させて頂いておりますお施主様宅の
剪定作業が続いております。
先日伺わさせて頂いた大津市北部の住宅街の中のお施主様宅。

こちらのメインツリーは株立ちのケヤキ。
この住宅街が出来た頃、シンボルツリーとしてとても流行っていた樹木なのです。
この樹木は自然樹形はとてもきれいですが一度剪定すると
とても暴れん坊。。。。
ビュンビュンと徒長枝を伸ばし、葉っぱも大きくなり、
元の形は崩れてしまいます。
しかし、住宅地の庭木としては大きくなりすぎ・・・・
だいたいの場合、剪定せざるを得ません。

こちらのお庭のケヤキも大きくなる上に落葉樹ということもあり
ご近所へも落ち葉のご迷惑が掛かるということで出来るだけ
切り詰めさせて頂いています。

before



 

この樹木のすぐ隣にはお隣のカーポートがあり、
特に切り詰めないといけません。

 

after



かなりさっぱりとしましたが、来年にはまたbeforeと同じくらいになります。

剪定しなければ形はとても良く「まさに樹木！」というこのケヤキ。

当店代表の実家にも植えられていますが、田舎の山の中でご近所にも
迷惑が掛かりませんので一切剪定をしていません。
当店のお施主様宅でも可能であれば剪定を最小限に留めている樹木です。

植栽する庭木の選別は樹木のことをよく知っている業者にご相談ください。
もちろん当店でも承っております。

ここのところ当店の近くでも入学式　始業式の時期となり、
この時期に付き物の桜の花が咲き誇っています。

桜は成長すると大木になり、また剪定するとそこから枯れこみやすいので
当店ではお庭に植えるのはお奨めしていません。

そんな当店の庭先では桜と同じバラ科の‘アメリカザイフリボク’が咲き出しました。





「ジューンベリー」の名で、数年前から庭木として人気の樹木です。
名前のとおり、6月に実が成り食べることが出来ます。





桜と比べると樹形もそこそこスリムでコンパクト。
強剪定にも耐えうるので、植栽材料としてはおススメの樹木です。

花も可愛らしく、実も楽しめるジューンベリー。
お庭に一本いかがでしょうか。

先日から剪定に伺っておりましたお宅のお庭は創業間も無い頃からのお客様宅。。。

お庭の敷地を最大限に利用して雑木が植えられています・・・

今回は剪定施工前の写真を撮るのを忘れてしまったのですが、

施工後の画像がこちら・・・・・・



まるで剪定をしていないように茂っているように見えますが、
施工する前はもっと鬱蒼としていて、かなり暗い感じだったんです。

ここに植わっている樹木はというと高木だけで
コナラ（ブナ科）　マンサク（マンサク科）　ヤマモモ（ヤマモモ科）
トチノキ（トチノキ科）　マユミ（ニシキギ科）　イロハモミジ（カエデ科）
アカシデ（ソロ）（カバノキ科）　キンモクセイ（モクセイ科）
サンゴジュ（モクレン科）等々・・・・・
これらの樹木のおかげでその下の小径（こみち）では良い感じに木漏れ日を
感じることができます。

通常、我々のような造園業者が剪定工事に入ったら、さっぱりとさせるような
剪定を施すのでしょうけど、こちらのお宅ではあくまでもお施主様の意向で
自然風の手入れを重視して少々の徒長枝や濃い枝ぶりも気にせず、
毎年お施主様と相談しながらの作業となっています。
そこではお施主様の希望と当店のプロとしてのアドバイスのやり取り・・・
これがまた楽しいのです。。

当店では造園工ならではのさっぱりとさせる剪定も当然施工させて頂きますが
お客様の意向を最大限に受け入れた施工を第一としております。

当店の施工ポリシーでもあります
「お施主様のお庭で作業させて頂いている」という思いを念頭に・・・・

この現場のように「良い意味での‘わがままなご依頼’」。。。。
当店では楽しみにお待ちしております。