皆様、明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い申し上げます。

我々造園業職人は年末から歳の暮れにかけて肌で寒さを感じ、
季節感を直感的に受け止める職業であると思っておりますが
今年(今冬)はそれが全く感じられず・・・・・
我々造園職人は暖冬ゆえ、「構えたにもかかわらず空振り」みたいな
状況で、逆にそれについて行けず体調の不調を訴える仲間も少なくありません。

環境に対処できる人間でさえこういう状態なわけですから
自然に生きている植物に関しては特にこの冬は影響が大きいように思われます。

本日お伺いしたお庭では害虫による食害のご相談でした。
確認すると確かに虫による食害のみならず、冬は激減するはずの病害も見受けられました。

これだけ冬が暖かいと、虫及び病気も春秋並みに活性化しているようです。
通常の冬ですとこれからの厳寒期には病害虫予防の消毒を施すのですが、
それは植物が休眠している状態だから出来ることであったりします。

たとえば「石灰硫黄合剤」や「マシン油乳剤」の散布は対象植物が休眠している状況では
非常に効果がありますが、休眠していない場合は逆に薬害となります。

前述のように、暖冬ゆえ例年の冬よりは病害虫の発生は多いと思いますが、
対処方法も見極めなければなりません。

皆様ご注意くださいませ。